



ビールを缶や瓶のまま、飲んでいませんか?
特にキャンプで買う地ビールなどは、そのまま飲むのはもったいない
缶や瓶のままでビールを飲むと、ビール本来の華やかな「香り」を楽しむことができません
なぜなら、ビールそれぞれの個性豊かな香りは「グラス」に注ぐことで花開きます
プロの醸造家やビールメーカーもグラスに注ぐことを推奨しています




この記事では、ビールの香りを最大限楽しむ方法を解説します
キャンプにフォーカスした情報をまとめているので、キャンパーには必見
この記事を読めば、ビールの香りの知識を知り、キャンプで華やかな香りのビールを楽しむことができます
結論はビールの上手な注ぎ方や適したグラスを選ぶことで、キャンプで最高のビールを楽しめます
ビールの香りは「麦芽」「ホップ」「酵母」で決まる



キャンプでビールの香りを楽しむために、まずビールの香りについて解説します
香りの正体・原点を知ることで、よりビールを楽しめます
麦芽の乾燥温度によって異なる「モルト香」
モルトとは「麦芽」のこと、熱の加え方でモルトの味や色、香りが変化し、個性が決まります
低い温度であればパンやビスケットのような香ばしい香り、高い温度であればコーヒーのようなコクのある香りとなります
- 低温で熱した淡めのモルトは、ピルスナーやペールエールに適している
- 高温で焦がした黒いモルトは、スタウトなどの濃いビールに適している
酵母の働きから生まれる「エステル香」
ビアスタイルにも大きく影響する「酵母」、大きく分けると「上面酵母」「下面酵母」「自然酵母」があります
- 上面酵母:ラガービールに利用される酵母、ドライな味わい
- 下面酵母:エールビール使われる酵母、フルーティな香り
- 自然酵母:自然発酵ビールに使用される酵母、何年も自然発酵・熟成を行うので、独特の香りと酸味が特徴
ビール独特の苦味と香りを生み出す「ホップ香」
ビールの「苦味」と「香り」を左右するのが、「ホップ」
ホップには用途によって2種類に分類されます
- 苦味をつけるのが得意なホップは「ビタリングホップ」
- ビールに香りをつけるのが得意なホップは「アロマホップ」
ビタリングホップはさっぱり系である「ピルスナー」やコクの強い「スタウト」に利用され、アロマホップは香りがフルーティな「IPA」や「ペールエール」に利用される
よなよなエールに使用されている「カスケード」というホップは「アロマホップ」に該当する
ビールの華やかな香りを感じるには「グラス」に注ぐ



ビールの「香り」を楽しむには「グラス」が重要
グラスに注がずに飲んでしまうと、ポテンシャルの6割も発揮できていないかも
ビールの注ぎ方やグラスの形状によって、ビールの味わいは驚くほど変化します
缶や瓶のまま飲まずに、グラスに注ぐ
ビールは必ずグラスに注いで飲んでください
キャンプだと、ビールをそのまま飲んでしまう方が多いと思います
ただ、缶や瓶のままだと本来のビールの良さが味あわえない
- 缶や瓶の場合、香りが容器の中にこもってしまい、感じづらくなる
- 缶の場合、アルミ独特の金属臭によりビールの味が劣化する
グラスに注いだビールを飲めば、ビールの豊かな香りが口の中で広がります
キャンプ用のコップを持っていないキャンパーはいないはずなので、注いで飲んでください
せっかくのキャンプなら美味しいビールを最大限味わないと、もったいないですよ
大手ビールメーカーやブルワリーがお勧めしている手順をまとめると、三つの手順
- テーブルに置いたグラスの底に当たるよう、少し高いところから勢いよく注ぐ
- 泡の量がグラスの半分以下になったら、グラスのすぐ上から注ぐ
- また泡が収まってきたら、②と同じぐらいの位置から注ぐ
グラスの形状によって香りの広がり方が違います
グラスの形状で、ビールの華やかな香りの広がり方が違います
ビールの種類にあったグラスを選ぶことで、さらにビールが美味しくなります
アウトドア用のグラスは各メーカーから色んな種類が発売されています
選ぶときに気を付けてほしいのは、ビールの種類で最適なグラスが変わること!
- 日本の大手メーカーのラガービールなら、喉越しよくグビグビ飲める「ジョッキ型」
- クラフトビールなら、外広がりの飲み口で口全体に香りを広げてくれる「パイント型」
僕はクラフトビールを飲むことが多いので、パイント型を使用しています!
どちらの形状でもスタンレーから発売されているコスパ・保冷力抜群のキャンプギアがオススメ
保冷機能もあるキャンプギアをオススメするのは、ビールは「温度」も重要だから↓



美味しく飲むために重要な「飲み頃の温度」をキープできるので、ビールを飲むなら相性抜群
自分のビールの好みに合わせたグラスを選んでみては?↓



まとめ
キャンプでビールの香りを楽しむなら、グラスに注いで飲んでみてください
今回はオーソドックスな「パイント」「ジョッキ」を紹介しましたが、グラスの形状や素材によっても、味わいが変わります
ビールグラスは大きな分類でも10種類以上が存在します
ビールをこだわりたい方はビアスタイルに適したグラスを選ぶと、より美味しいビールを楽しめますよ



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